一般社団法人親・子の片づけ教育研究所(通称:ファミ片)の5周年カンファレンス&講演会でした。
私が所属する一般社団法人親・子の片づけ教育研究所が設立5周年を迎えました。
カンファレンスと講演会は毎年参加させていただいてますが、ファミ片のメンバーはいつも優しくて、素敵な人ばかりです。
講演会は竹内吉和先生の講演でした。
今年は2度目、広島県の特別支援教育士スーパーバイザー 竹内吉和先生の講演でした。
竹内先生は長年発達障害の子供達の発達相談、 カウンセリング、 自立就労支援から 講演会まで幅広く発達障害に携わっておられる凄い人です。
発達障害の人には、会話がどんな風に聞こえているのか。
発達障害の人は、どんな世界で暮らしているのか。
これらを知ることによって、彼らとの関わり方を考えていくという内容の講演でした。
ワークもたくさんあり、そのたびに発達障害の方の暮らしにくさを実感しました。
誰しも「発達障害の要素」は持っている
発達障害の話でしたが、自分に当てはまる事もたくさんあり、 発達障害とされない人でも 「発達障害の要素」を持っている事がわかりました。
講演の中で印象に残っているのは
「大切なのは相手の実態に合わせること」
ということ。
相手の状態(実態)に合わせないと何事も上手くいかない。
これはファミ片にもすごく通じることです。
そして「こういう事をしてしまうんだけどどうしたらいいか」というような悩みに、型にはまった回答は無く、
どうすれば「この子」の実態に当てはまるだろうと少しずつためしていくのが大切だということも学びました。
「うちの子はこうだから」と決めつけるのはよくない。
可能性を信じて対応の方法を試行錯誤していけば少しずつでも伸びていく。
これも発達障害の枠とはちがう子にも当てはまる、 子どもに限らずどんな人間関係でもあてはまるんじゃないかなと感じました。
自分にはこう聞こえているから相手にもこう聞こえているはず
自分はこう感じたから相手もこう感じているはず
自分がこうやってきたから相手もこうやって来て当然だ
そんな考え方がすごく怖い事なのだと、学べば学ぶほど知らされます。
↑今回いただいた竹内先生の著書です。
少年犯罪が、発達障害によって引き起こされるのではないというテーマで、
酒鬼薔薇聖斗をはじめ、今まで起こった少年犯罪の原因を読み解くという内容で とても興味深いです。
また、読了したらレビューも書いてみたいなと思います。
懇親会も参加しました
カンファレンス前日からの懇親会を含めとても有意義でした。
当日の懇親会はそういえば全員が入るショットがなかった…
親・子の片づけインストラクター(ファミ片)イズムとは、
簡単に言うと「相手のことを考える」という事。
それだけを考えると色々な事が上手くいくという考えです。
その考えで集まっているファミ片マスターたちは、とても優しく、その上頼り甲斐がある面々ばかりで大好きです。