自称「やりくり上手」が生み出したガラクタとは?

挨拶

片づけられない人に「おうちDEハッピー」になってもらいたい整理収納コンサルタント、親・子の片づけマスターインストラクターのくもふみこです。

プロフィールはこちら

私は昔、節約を自負する「しまり屋」でした。

しまり屋なのに家の中がモノでごちゃごちゃ。
そんな私の経験の話をしたいと思います。

「○○を、無料でプレゼント」のワナ

ノベルティや、粗品、
たまったポイントでプレゼントがもらえる、

他にも、誰かが「使ってないからあげるわ」と何かをくれたりなど、

思った以上に無料でもらえるモノって世の中に転がっています。

「無料(タダ)のモノに囲まれた生活」

私が結婚したのは就職して2年経たない時期でした。

そんなに沢山の貯金があるわけもなく、新生活の準備をするにもやりくりは必須の状態でした。

食器などは、実家の母が頂きモノを使わずに大事にとっておいていたものを
「コレ使い」
と渡されました。
食器へのこだわりもなかった私は、ありがたいとそれをそのまま新しい家に持って行きました。

他にも結婚式の引き出物(カタログギフトではない時代です)
お酒メーカーのノベルティのコップなどが食器棚に並びました。
タオルは同じく実家にもらった頂きモノと、温泉でもらったモノ。

うししし、安くついたぞ
とりあえずコレで困らない

そう思っていた私です。

その後もヤマザキの白いお皿をもらい、
福引で当たったタッパーを使い、
バッグがもらえるシールを貯めました。

自称「やりくり上手」が生み出したガラクタ

そして、タダでもらったもの、安く買ったモノに押しつぶされそうになり、
困り果てた私は、整理収納を勉強して
「使っていないモノは捨てる」
という事を覚えました。

そして整理をはじめたら出てくるわ出てくるわ
「無料(タダ)」でゲットした使っていないモノが。

そう、これらが、
自称「やりくり上手」が生み出したガラクタでした。

タダでもらったモノなので、
趣味が合わない、自分の生活に合っていないので当然です。

私は「使っていないモノ」を、頑張って捨てることにしました。

使っているモノだけの生活…のはずなのに

使ってないモノは捨てた。

たくさん捨てた。
なのに、

なぜか家の中が乱れたままでした。

モノの使いやすさは格段にアップしましたが、
なんだか使いにくいし、スッキリには程遠い。

おかしいなあ
私はやっばり片づけられないのかなあ

長い間そう思っていました。

私の家は、使っているモノしかないはずなのに、
なぜ使いにくくて、乱れた印象を拭えなかったのか?

それは「無料(タダ)」でもらったモノを頑張って使っていたからでした。

大きさがまちまちで、
数が揃わず、
テイストも統一されていない。
使い勝手も悪く、
生活に合わないモノと

ずーーーーっとつきあっていたからでした。

モノを使っていてもちっとも楽しくなく、
使い勝手の悪さでストレスもかかり、
見た目もごちゃごちゃして常に小さなイライラを起こしていたのです。

それなら安くても、たとえ100均でも、自分で選んで買ってきたモノの方がずっと幸せをもたらします。

モノは使われて喜ぶもの。
好きなものを使うと私も幸せです。

愛着がないモノを家に入れて、いい事なんか何もありません。

もう粗品なんて、もらわない。