家事が苦手だからこそ家族に協力してほしい
家事が苦手だけど、今まで家族に手伝ってとなかなか言えなかったわたし。
なぜ言えなかったのか。
今考えると、「家事はお母さんがするものだ」という固定観念があったというより、「自分ができていない事を相手に頼めなかった」のが一番大きかったかも。
そうして、自分一人でかかえこんでいたんだ。
うまくできない→困る→人に頼れない→ますます困る
ものが増えてお片づけがますますできなくなるように、家事がどんどんたまって、困った状態がどんどん進んでいった。
目次
お母さんだって完璧じゃなくていい
そう気づけた時にすごく楽になった。そう、いつだって自分らしく、等身大じゃないといけないんだ。
無理せずに、頼りたい。
だから、上手に頼る方法を考える。どうやったらうまく動いてくれるかなーーー。
というわけで作戦開始!
あなたの事をちゃんと見てますよ作戦
子どもだって、大好きな事があって、それを中断させられるとかイヤだよね。
「いつまで遊んでるの??こっちは忙しいんだから!!!お手伝いして!!!」
って言われたら腹立つよね。
とりあえず「忙しいアピール」はする。
だからゴハンを作ってるタイミング等に頼んでみる。言わなくても視覚的に忙しいを演出。
中高生ってYouTube好きだよねー。スマホでほっといたらいつまでも見てる。際限ない。でも際限なく見えて、YouTubeって結構15分〜20分位で一段落する動画が多い。(彼らが好んで見ている動画を「わたしも見てみたい」と言って教えてもらって、自分も見て確認済み)
YouTubeに夢中な子どもへのお手伝いの頼み方
「ねえーそれ今見てるやつ終わってからでいいからさー、洗濯物干してきてよー」
★キラーワードは「終わってからでいい」
あなたのやっている事を邪魔するつもりはないよー、でもちょっと手伝ってねー。
ってニュアンス。ついでに、私が動画を一緒に楽しんだのも効いたのかも。
「うわーーータイミングわるぅー!ちょうど今終わったところよーーえーーいややなーー」
と言いながら素直に立ち上がる三男。
洗濯物を渡すと「うひゃー冷たいーーいややなーー」と言いながらサッサとベランダに行ってしまった。”いややなーー”がカワイイ(笑)
寒い中半袖とパンツで洗濯物干していたのは見てみぬふりをしよう。(理解できない事おおいよねー)
仕上がりはヨレヨレ。問題ない。ヨレヨレを正すのはもっと何回も干してから。
ハードルが高い頼みごとをして、拒否されたら引き換えに簡単な事を頼む
今度は次男。
入試休みを控えて授業は昼まで、部活も禁止なので早めに帰ってきた次男。
「おかえりおかえりーーー。きょうは次男ちゃんと買い物に行こうと思う(断言)」
「えーーーーなんでーーーーーーいややーーーどこにーーー」
「コストコよ。(遠い)」
「えーーーーなんでーーーーーーいややーーーなんで一人でいかへんの」
「一人で行ったらしんどいからや」
「じゃあ近くの所で買い物すればいいやん」
別に好きなものが売ってるわけでもないところに、母と一緒に買い物、しかも遠いから拘束時間も長い。そりゃあ嫌でしょう。知ってる。
そこを承知でしつこく頼む
「もう見たらわかると思うけど冷蔵庫が限界や、スッカスカやん。いかなかあかんねん。一人はいやや、一緒に行くで!!ズボンはき!!」
「いややーーーーー」
似たようなラリーを2〜3回続けたあと
「そんなに行きたくないんやったら!!もういい!けど行ってる間に洗濯物干しといてよーーーー」
買い物の拘束時間2時間に対し、洗濯物干し15分。
「いいで」
キタ━━━━━━(°Д°)━━━━━━!!!!
「どこにあるん、洗濯物」
「このカゴにいれとく、ここに置いたからな、帰ってくるまでにやっといてな、ちゃんとできるんやったらヌテラ買ってきてあげるから」
「おう」
気が変わらないうちにスタコラ
これで帰ってきてできてなかったらイラっとすると思ったので買い物の途中で「ほした?」とラインで聞いて、干し終わってるのを確認してから、ヌテラゲット。
コストコのコーヒーって得だよねースタバのグランデくらい入って100えん。ほっこり。
帰って来てから。洗濯物チェック。うん。ヨレヨレ、よし。
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